
2025年4月26日
住職の言いたい放題(77)『老後の心がけ』
こんにちは。住職の斉藤隆雄です。
精神科医の和田秀樹先生曰く、老後毎日の生活で心がけたいこと
あ「歩く」
ゆっくり歩くことで心肺機能と筋肉を鍛えましょう。老後は意識的に運動しないとたちまち運動不足に陥ります。心肺機能を高める有酸素運動を心がけましょう。心肺機能が高まると、酸素をたっぷりと含んだ血液を脳や臓器や筋肉に供給できます。全身の細胞が生き生きして免疫力が高まります。高齢者は走るなどで呼吸が荒くなるような運動は心肺に負担をかけ、体内で活性酸素を大量に作りだしてしまい、体を酸化させるので好ましくありません。
か「噛む」
栄養状態がよくなる 咬筋を動かすことは脳への刺激になります食事の時は若い時以上によく噛んで食べましょう 脳の衰えを防ぎます
さ「サボる」
適当に怠けて疲れをためないことが大事です
た「食べる」
栄養状態をよくする 美味しいものを食べると脳を活性化させます
な「和む」
気持ちを和ませてストレス解消
は「話す」
学んだことを話す、教える、文章に書くことで勉強にたいするモチベーションが格段に長続きします
ま「学ぶ」
勉強は最高の脳の健康法 脳の健康寿命を延ばします 体の健康維持にもつながります ヒトは頭を使っている限り「なかなか死なない」生物です
や「役立つ」
人様の役に立つ生活は、自分の喜びになります
ら「楽観」
明るく前向きな思考は心身に好影響
わ「笑う」
楽しい日暮らしが大切です
この「言いたい放題」を書くために本を読み、お釈迦さまや法然上人のみ教えを学んでいます ご法事の時もお念仏中心のお話をさせていただいております 毎月の浄土三部経の写経会も事前に予習をして受講者の方に解説しています 話・教・書を今後も続けて、脳の健康をできるだけ持続したいと願っています