2020年4月1日
住職の言いたい放題㉛「グーグルマップで食事する」
こんにちは。住職の斉藤隆雄です。
普段からグーグルマップを使用している方は、この先あまりにも初歩的なことでお恥ずかしいので読まないでください。「グーグルマップで旅行が劇的に変化する」ー続編です。
バルセロナでのこと。ガイドブックに掲載されていたパエリア専門のレストランに入ったら、お客さんは日本人ばかり。席の両隣も日本人、聞こえてくる言葉も日本語。日本語メニューを見てパエリアを注文。居心地が悪いので、食べ終わってそそくさと退室した経験があります。おそらく日本人のお客さんはみんなあの有名なガイドブックを見て食事に来たのでしょう。
ガイドブックに掲載されているレストランに行くと日本人ばかりで、という経験もよくあります。せっかくの海外での食事。だから日本人ばかりというのもね。
しかし有名な観光地ではレストランや食堂がたくさんありすぎて、逆にどこに入ったらいいか迷ってしまい、右往左往することもあります。思い切って食堂に飛び込んでも、メニューも読めないし、しゃべれないし、何を注文したらいいのかもわからず困ってしまうことも。
今回はたまたま妻が有名なチョコレートを買物している間、暇なので「グーグルマップ」で近くのレストランを無差別にタップしていました。するとシーフードのお店で星4.4というレストランを見つけました。「グーグルマップ」の写真をみると美味しそうな魚介類です。「グーグルマップ」のクチコミでは「入口で魚介類を選んで、好みの調理方法をチョイス」「新鮮な魚介を選んで調理法を指定。値段も安い」ということで、早速このレストランに向かいました。開店時間15分前に到着、すでに行列ができていました。なんと日本人はゼロ。食材を指差しで選んで、グリルとかフライなどと相手が言うのに肯いて、とても安くて美味しい夕食ができました。さすが星4.4レストランでした。
それ以来、「グーグルマップ」で星4以上のレストランを探して、「グーグルマップ」の写真を指差し注文しています。喋れなくてもメニューが読めなくても、結構満足度の高い食事にありつけます。「グーグルマップ」は旅のスタイルを変えました。